●無限軌道発生装置[Oops]
時空探査旅行の中で収拾された物。
地球、アンドロメダ間を代表とする多数の星雲に向けて敷設された銀河鉄道の線路の発生源。線路の敷設にはその両端にこの装置を設置する必要が有るため、最低でも二個の装置が必要である。
発生する線路はチューブ状となっており、その中を走る列車は超光速で空間を移動することができる。物理法則をねじ曲げているため、対象者は相対論の影響を受けず、光速で移動している列車を外部から見ても縮んで見えない。
またドップラー効果も一切起らないため、列車が赤っぽく見えたり、青く 見えたりすることは全然無い。列車内部から外部を眺めても地上の 列車の旅と何ら変わらず、上下左右に普通の星空が見えるだけである。
チューブ内部は通常空間と切り離されているため、その中を走る乗り物は 自由にデザインすることができる。このため地球の蒸気機関車と同じデザインの列車を内部に走らせることも可能である。
｛漫画、アニメ 『銀河鉄道９９９』 松本零士｝
●ブライ・シンクロン・システム[Oops]
必要となる余剰質量を平行宇宙から一時的に借りてくることで、エネルギー保存則に矛盾せずに巨大化を可能にする。
動作時間には限界があり、その後は借りてきた質量は自動的に元の平行宇宙に戻るが、帰還した質量はエントロピー増大の法則の影響をうけ無秩序状態となる。すなわち、平行世界の熱死を推進する危険危険性が指摘されている。
｛アニメ 『銀河烈風 ブライガーシリーズ』｝
●磯野家に関する資料
『磯野家』を取り囲む限定空間に関する調査資料。
この空間は『磯野家』を中心として一つの街を取り囲んでいるらしい。この空間内では外部の空間と時の流れが変わっており、人は年をとることはないが、副作用として注意力散漫・軽度記憶障害などを及ぼす。
このような空間を生じさせる原因を解明し、倉庫に収めようとコレクター達も努力しているが、前述の副作用のためいまだ回収はならず。
●卵
タマゴに見えるが、新しい「世界」の姿である。触ろうとすると引き込まれる。
｛漫画 『GS美神極楽大作戦』 椎名高志｝