注:豊川信用金庫倒産事件

……小さなデマにおひれがついて大パニックにまで行った事件の一つ。

 1973年愛知県での出来事。12月8日に豊川信用金庫から内定をもらった女学生が、友達に冗談半分に「実は先行きがあぶないんだよ」といったところ、これを近くで聞いていた他の友人がオバに話す>叔母は義姉に調査を依頼>義姉も美容院で話し…と、あっというまに周囲にデマが拡散。

 他の要因も重なり14日には預金を引き下ろそうとする人でパニック状態に突入、取りつけ騒ぎにまで発展した。

 結局この騒ぎは、客から見えるところに現金を山と積み上げ、預金を引き出す人にはどんどん現金を支払うことで解決した。

{参考 『心理おもしろ実験ノート』 渋谷 昌三、三笠書房:知的生き方文庫}

20011002 追記 

 Shinoのリサーチ不足から、『豊川信金』と『豊橋信金』を間違えて記載していました。ご迷惑をおかけした『豊橋信金』の関係者のかたには、深くお詫びするとともに今後はこのようなことの無いよう裏づけ調査には再三の注意を払うようにいたします。

 繰り返しになりますが本当に申し訳ありませんでした。

こことかここにくわしい。


注:加水燃料

……これも典型的な新燃料詐欺。

1999年秋、投資グループ『GIG(ゴールデン・インターナショナル・グループ)』が、水と軽油を混ぜあせて作る省エネルギーで排ガス等の心配のない画期的な新燃料を開発したとして、金を集め、一人あたり数十から数千万にもおよぶ資金をだまし取った。

 「リンゴジュースとまぜても全くすすもでずに完全燃焼する」とかいうビデオを被害者にみせ、信用させていた。

 それにしても、数十年前ならともかく今ごろこんなネタにひっかかるとは、なんか不思議でならない。

とおもったら、また永久機関詐欺をやってる連中がいるようで……

 2,002/05/14追記

 代議士(というと語弊があるけどプロレスラーが本業でしょうね)のアントニオ猪木も同じようなことやってるし……


注:戦闘機の残骸

……1999年8月15日5:15頃、国籍不明機による領空侵犯の可能性ありという事でスクランブルしたF-4EJ改2機の内1機が五島列島沖で消息を絶った。

 2番機のパイロットの「現場付近では雷が光っていた。」と言う証言やレーダーでの確認から撃墜された可能性は無いと発表されている。

 1999年10月現在、墜落機の残骸は発見されていない。


注: ドイツ支部、ロシア支部、アメリカ支部

……それぞれ原発撤廃政策、チェルノブイリ事故、スリーマイル島事故のこと。


注:「芸能ビッグニュース」のシナリオ(没)

……お上にとって都合のわるいニュースが話題になると、すかさず芸能人の誰某が結婚するとか解散するとかいうニュースが流れるという傾向がありまして……。

 つい先日も、神奈川県警の不祥事だの東海村の原子力施設の事故だのが話題になったと思ったら、『SPEED』の引退記者会見が飛び出したりして(1999/10)


注:中華料理サンプル

……『JoJoの奇妙な冒険』に同じようなネタがあったと思う人、おそらくこっちがその元ネタです。


注:講義ノート

……あの『砂漠のキツネ』、『アラビアのロレンス』ことT. H. ロレンスが、第一次対戦後の1924年に、東大文学部から英文学の教授として招聘されたという話があったそうです。

 結局は、ロレンスが自伝的小説『知恵の七柱』の執筆に時間を取られていたため、実現しなかったんですが、もし来ていたらということで講義ノートを搬入して見ました。

参考{朝日新聞日曜版 1999/10/17}


注:アイコノス衛星

……米国Space Imaging社が打ち上げた初の民間用地上撮影衛星。分解能半径1mという高性能を誇り(と言っても、この程度では車が車であると判る程度)、注文を受けて見たいところを撮ってくれる(正確には撮った写真を売ってくれる)。料金も1キロ平方メータ四方で$12からと非常にお値打ち。エリア51だの88だのの撮影を依頼したらどうなるのかは結構興味あるところですがどなたか試して見ません?

 1999年5/27月の一号機の打ち上げは失敗、同年9/24の2号機で打ち上げに成功、稼動に入った。


注:鬼のミイラ

……いやーあちこちにありますね鬼のミイラ。

 WEBで一寸検索しただけでも桃太郎神社宇佐の大乗院等のミイラそのものの写真が載ってるページとか、オカルト雑誌の記事見出しをまとめたページとか、それ関係の掲示板のサマリーとか。

 網羅的な情報を載せるのはここの使命ではないと思いますんで、後は自力でリンクをたどって見てください。


注:振り袖

……愛した人が火消しだったため、彼に会うために江戸の町に火を付けたといわれるのが『八百屋お七』

詳しくはここ(消防庁のページ)を参照。


注:尊襄派志士による欧米列強の要人暗殺計画に関する書類

……1999年秋のこと、「吉田松陰が黒船に密航を試みたのはペリー暗殺の為だった」という事を示す書簡が見つかったそうで……


注:白い綿状の物体

……某農協のイメージキャラクターになってるらしい……こんなの


注:死者蘇生術の全記録

……1999年11月、新興宗教『ライフスペース』の信者が、癌で療養中の父をシャクティパットと呼ばれる宗教的治療法(念をこめて頭を叩く)によって治療しようとし結局死亡した(当たり前だ)後も、何ヶ月にも渡って死体がミイラ化するまで同治療を続けていたのが発見されるという事件がありました。

 『ライフスペース』は、死んだら零度に成るはずの体温が十数度(普通は室温っていう)あるから、彼は死体ではなく生きているんだ、司法解剖によって死んだんで警察こそは殺人者だとか強弁してますが……。治療記録を克明に取っていたため、死体がミイラ化して行く様子が写真で記録されているという貴重なデータとなったりして……、宗教は恐いです。

 ここに詳しい。


注:不祥事隠匿マニュアル

……1999年秋から冬にかけて神奈川県の警察関係の不祥事が相次ぎまして、「証拠品を持ち出して事件の関係者を恐喝」したり、「訓練だといって新人警官をリンチにかけて銃を額にあてて」みたり、「警察官の覚醒剤乱用事件を県警総出でもみ消して」みたり、「ひき逃げ事件をただの民事にしてつじつまが合うように調書を改ざんして」みたりともう無茶苦茶です。ひどいのがこれだけやってもほとんどが逮捕に成らず書類送検、在宅起訴にしちゃったってこと。交通違反の取り締まりでも「覚醒剤よりはましだろう、神奈川県警に払う罰金は無いぞ」とひらきなおられる始末。

 実際問題、最近の新聞見てると税金払いたくなくなっちゃいますね

 てな訳で『身内に甘く、他人に厳しく』って額が飾られてたってネタを登録したんですが(1999/11/23)、まさか本当に『不祥事隠匿マニュアル』あったとは……(1999/11/24訂正)


注:計画書

……1999/11/22のこと、埼玉県狭山市に自衛隊機が墜落、送電線を切断した結果狭山市だけでなく東京都の一部(池袋他)まで完全に停電するという事故がありました。日中の事故だったため大迷惑ですみましたが、これが夜間だったらパニックになった人たちで大惨事になっていたのではないかと。

 通常、送電線は一本が切れても他の線でバックアップが出来る様になっているのですが、今回は、バックアップ用の線も同時に切れてしまったため大停電となったとのこと。実際、人気の少ない山中で、何本かの送電線を切断するだけでこれだけの効果が狙えると判れば、危険を冒して都内に爆弾を仕掛けるよりも効率がいいのではないかと……。


注:シュレーディンガーの猫

……箱の中に猫と毒ガス入りのビン、放射性分子1個を入れて密封する。毒ガス入りのビンは放射性分子が崩壊すると壊れるようになっている。放射性分子が崩壊している確率が1/2になった時点で箱を開けなければ猫は生きているか?

 (答:1/2の確率で生きている or われわれが「猫が生きている」世界に いる確率が1/2)という思考実験。確率的にしか物をいえない量子論的現象が確定的にしか物をいえない(と思われている)ことに影響を及ぼしうると言う例である。

 もっとも、この問題を出されるたびに、「猫はその前に窒息している」、だの「動物保護団体の抵抗により実験そのものが不可能である」だのいいたくなるのは僕だけなんでしょうか(^^ゞ


注:『Prismaticallization』

……オフィシャルサイトはここ


注:骨董品鑑定番組スタッフ

……詳しくはここ


注:Y2K計画

……結局たいしたことは起こらずに終わってしまった。だいたい、正月の準備が出来てたら、数日分の食べ物と飲み物の備蓄は有るはずであそこまでヒステリックに騒ぎたれる必要なんぞはなからなかったのではないかと……


注:黒幕リスト

……まだいくらでも出て来そうですんで、投稿を御願い。ただ、実在の人物はやめてね。「政界のドン」だの「財界のドン」だの言われてた人は何人もいるけど(^^ゞ


注:七十億円ゲームの企画書

……仮に一枚辺りの純益が50%あったとしても、70億円の開発費をペイするためには、70億/3500円として200万枚は売らなきゃならないわけで……。しかもそれでやっと赤黒とんとんだという……。


注:吉野川可動堰建設計画

……徳島県吉野川の固定式の第十堰を上下可動式の物に作り替えようという計画。

 環境破壊の可能性に加え、1000億円以上の建築費さらには完成後もメンテナンスのために多額の費用がかかることから周辺住民の反対の声も高く、2000年1月23日付けで建設の是非を問う住民投票が行われた。

 市、県、国を含む行政側は建設推進の立場から、住民投票に「投票率が50%を越えない限り開票は行わずすべての票を破棄する」との条件を付け、大規模な投票棄権キャンペーンを行った。しかし、最終的に投票率54.99%、その9割以上が賛成票という結果となった。

 コレを受け、市側は建築反対を表明したが、県や建設省は多数の市がまたがる公共事業の是非を一つの市では決められないとの立場を崩さず対立が続いている。

 このページに詳しい。


注:体外受精

……ここによると体外受精が世界で初めて成功してから、ほぼ20年ということらしい。


注:官庁連続クラッキング被害報告書

……2000年の1月〜2月にかけて、官庁のウェブサイトが次々とクラッキングを受け内容を書き変えられるという事件が起きた。

 ここに詳しい。

 傑作だったのは気象庁で、対策として土日及び夜間のサイト閉鎖を発表、あまりに本末転倒でないかと……


注:国家公安委員会のウェブサイト

……本当に出来た(2000/02/21付け)んですけど、下手にリンクするとMIBが来たりして(^^ゞ

 でもやっぱりリンクしちゃう(^^ゞ


注:国歌公安委員会のウェブサイト

……元々は僕(管理人)の誤植だったんですが、指摘してくれた投稿が面白かったんでそのまま採用しちゃいました(^^ゞ