III 祈念 超自然的存在の恩寵/祝福を得る助けとなる物体 収納数
20
●セント・サムシング・フォー
宝石箱に入れられて保管されている。指輪、ペンダント、イヤリング、ティアラの4つ。それぞれ、『サムシング・オールド』、『サムシング・ボロー』、『サムシング・ブルー』、『サムシング・ニュー』と書かれたタグが付いている。
{アニメ『愛天使伝説 ウエディング・ピーチ』}
●幻の銀水晶
直径 3 cm程の宝石。コンパクトの中央に納められている。水晶と呼ばれているが、その屈折率が異常に高いため、かがやきを生かすべくブリリアント・カットが施されている。
{竹内直子 漫画、アニメーション『美少女戦士 セーラームーン』}
人体一人分が完全に揃っている。青森県戸来村(へらいむら、現在の新郷村)の墓から掘り出された。
まだ豊臣秀吉が木下籐吉郎と呼ばれていたころ、ポルトガル人により発明された超エネルギーのありかを示すために作られたもの。鐘が三つ集まれば、自ら超エネルギーのありかを示すと言われている。
{TV特撮ドラマ『仮面の忍者 赤影』}
●勾玉形の金属
太平洋で発見された漂流環礁から多数出土。形状こそ勾玉に酷似しているが用途は不明。
これを介して巨大生物と精神感応した少女がいるとの未確認情報がインターネット上に流れている。
素材は地球上のあらゆる金属と一致せず、伝説の金属であるオリハルコンではないかとの推論も囁かれている。
{映画『ガメラ 大怪獣空中決戦』}
元は全世界的なフライドチキンのチェーン店の店先に立っている広告用の人形。顔一面に白いひげを生やしたおじいさんの姿をしている。
大阪の繁華街に立っていたが、10年以上前、某野球チームの奇跡的なリーグ優勝に喜んだファンにより、その姿がチームで一番活躍した選手に似ているというだけの理由で、胴上げされ近くの道頓堀川に投げ込まれた。以来その野球チームは優勝どころか優勝戦線にも参加できないでいる。おそらくは何らかの呪いがかかっているらしい。
その呪いを解くため何度か川から拾い出す計画が立てられたが未だ見つかっていない。
{本当}
●八つの玉
それぞれ「仁」、「義」、「礼」、「知」、「忠」、「信」、「孝」、「悌」の文字が書かれている。
{小説 『南総里見八犬伝』 滝沢馬琴}
●仏舎利
日本各地の寺社仏閣に納められている物を集めてみたところ、最低でも7人分と思われる 骨が集まった。
炭素分析による年代分析では、 それぞれ、2500〜1800年程以前の物であるとの結果が得られ、必ずしも一致は得られなかった。
しかし、DNA鑑定の結果では、 ほぼ全てのサンプルについて、DNAが完全に一致したため、今後も調査が続けられる。
備考: サンプル中には キリストの骨と呼ばれていた物も含まれている。
{オリジナル}
[[注意:『四星球』は故意に欠品とされている。全てを収拾しようとする行動に関しては、特例としてこれを禁止する。]]
野球のボールほどの水晶玉6個。透明で、それぞれ内部に、1〜3、5〜7個の赤い星の模様が浮かんでいる。
何故か、女性用下着が一枚同包されている。
{漫画、アニメ 『ドラゴンボール』 鳥山 明}
●鳥居
〔取り扱い厳重注意〕
羽田空港に設置してあった鳥居。移転しようとすると呪われるといわれていた。第二次世界大戦直後にも『GHQ』の手で移転が検討されるが、果たせずに終わる。。
1999年2/4の移転に先立ち、呪いを恐れた国家よりコレクター組合に依頼を受け、秘密倉庫に搬入した。跡地にはイミテーションを設置、公式にはこちらが移転されたこととなっている。
なお、当該鳥居の移転に従事したコレクターは、現在有給を取っている。
●祈念グッズ
オカルト雑誌や未成年向け雑誌などで通信販売の対象となっている祈念グッズのオリジナル。
水晶のペンダントやラピスラズリなどのパワーストーンから、呪いのわら人形・八卦鏡・日ペンの○子ちゃんまで様々なものが収集されている。
実際に量産され販売されている物は全て効果のないレプリカである。
某黒魔術秘密結社がクリスマスに行った召還儀式の詳細を記述した報告書。
IZF-xxxx-1Jはベルゼブルの、IZF-xxxx-2Jはバールの召還儀式についての報告書になっている。
ささげるべき供物および儀式の手順に間違いはなく、効果がある事に疑念の余地はないが、「なぜ、誰も召喚していない存在を召還しようとしたのか」については謎のままである。
●気象制御儀式に関する古文書
[[破損箇所多数、これ以上の劣化を防ぐため万全の注意を図れ]]
気象の制御(特に低気圧の制御)を行うための儀式の手順を記した古文書。損傷が激しく、儀式の内容や古文書の題どころか、巻き物形式であったであろう事がかろうじて解る程度である。通称神風文書。
飛鳥時代以前に大陸から朝鮮半島経由で渡来人によってもたらされ、元寇など国家存亡の危機にのみ使われていたが、戦国時代に消失(一説には織田家が秘蔵していたとも言われる。)。江戸時代末期に再びその姿を表した。
その後、明治政府の手に渡り、当時の最新技術を駆使した西洋式の倉庫にて保管されていたが、なぜか、その直後から急速に破損がすすみ解読不能となった。
日露戦争、第二次大戦の際に儀式を行うべく当時の帝大の教授らの手によって解読、儀式の遂行が試みられたがやはり破損箇所が多く実効はあげられなかった。
●うちでのこづち
儀式用の木槌。30cm四方ほどの桐の箱に入っている。名称は箱書きより判明。
この木槌の収集や用法の特定に当たった者のなかには身長が伸びた、金回りが良くなった等の現象が報告するものが続出した。
この桐箱のなかには、木槌の他に、もとの部分に糸のまかれた針、朱塗りの椀、片方だけの箸が入っており、これらも一緒に保管されている。
●振り袖
[[注意: 常に水中で保管のこと]]
1657年の明暦の大火の原因となったとされる振り袖。『八百屋お七』と呼ばれる女性が着ていた物とされる。
袖を通した物に死を招き、供養しようとすると火を吹き上げるため、万が一の発火に備えて水中に保管されている。
●呪縛石
【注意:結界内立ち入り禁止及び封印に手をかけるべからず】
人間を意のままに操る怨霊を封じ込めた石。この石を飲み込む事によって他人を意のままに操る能力を得る。
{PSゲーム 『立体忍者活劇天誅、天誅忍凱旋』}
●ブローチ
宝石をちりばめられた鳥型のブローチ。装飾品としての価値はさほど高く ない。
これを所持したものは絶大な幸運を手に入れるといわれている。過去の所持者にはレーニン、ヒトラーなどがおり、幸運ばかりではなく権力ももたらすと思われる。
{アニメーション 『ルパン3世・1$マネーウォーズ』}
●やぎの像
単なる偶像ではなく、ほんとうに願いをかなえる力を有していることが問題となった。
神様、仏様と同列に拝まれるが、かなえられる願い事は、特定競技における特定チームの勝敗に関することのみである。とはいえ、同一競技の他チームオーナーにとっては見過ごせるものではなかった。
過去に類似のものとして、「バース様」「稲尾様」「大魔神」の像もあった。もちろん「ヤギ」は「八木」と表記するのが正しい。
願い事がかなう不思議なポケット。裏返しにして服から出した状態で使用するとよいらしい。某国へ流出してしまっていたが、公で使用されたので即日回収された。
●DEATH NOTE
黒い革表紙のノート。このノートに本名を書き込むことにより対象者を殺すことができる。デフォルトの死因は心臓麻痺であるが、死亡状況を詳しく書き込むことによりある程度は自由にコントロール可能である。
{漫画 『DEATH NOTE』 小畑 健/大場 つぐみ 集英社}