タイトルには『那由他の果てに 電脳那由他』と書かれている
●映画『ライオンキング』のラッシュフィルム
色指定のミスがあり、ライオンが白で塗られている。
●間宮林蔵の地図
明らかに樺太を後から書き加えたように見える。
日本独自の核燃料を保有しようとする計画は、各地で試掘を行ったものの、結局、経済的にペイしないという理由で放棄された。
しかしながら、その一方で、全く放射性物質が発見されなかったにも関らず、放射性物質による汚染を名目に立入禁止区域化することで極秘国家プロジェクト用地として確保された土地も何ヶ所か存在し、その内の一つは秘密倉庫の出入り口となっている。
●ビデオテープ
[危険:決して再生してはならない]
1本のVHSのビデオテープ。録画防止用の爪は折ってある。
{鈴木光司、『リング』}
●川口浩探検隊、最後の冒険記録
1000時間を超える大冒険記録テープ。日米欧にまたがる暗部が撮影されているため、秘密倉庫入り。
これを機にコレクター協会にスカウトされた川口浩はテレビ業界を去り、秘密倉庫のコレクターとしての人生を送ることとなる。
●天皇家の系図
南北朝時代の断絶が無い。
●デューク東郷に関する報告書
デューク 東郷なる人物の身元について調査した報告書。
京都のとある寺で育てられた日本人らしいと記録されている。
但し血らしき液体でどす黒く汚れていてそれ以上の内容の判別は難しい。
自動小銃の銃弾で打ち抜かれたような穴が空いている。
{漫画『ゴルゴ13(サーティーン)』}
東京ディズニーランド地下に広がる地下迷路のマップ。
隠された部分が存在し、そこでは世界征服の準備が進められている。
{参考『ディズニーランドの経済学』 朝日文庫)
●漫画家用テンプレート
ロマコメ用、スポコン用、SF用等多数存在する。主人公、及びヒロインの名前をはめ込むだけでストーリーが完成する。
取締役会の上に宣伝部が位置する。
超機密文書。某都市安全保障局編。
結論は「特に危険無し、再調査不要。」
{漫画『エクセル・サーガ』}
●『理想への道』
超機密文書。理想推進機関「アクロス」編。
内容は「西鉄福岡駅、または市営地下鉄天神駅で下車。徒歩60分。」
{漫画『エクセル・サーガ』}
●90式戦車の設計図
どういうところで 開発費・材料費・製造費を ケチったか、車両各部における欠陥個所、構造上の不備、 等について詳細に書きこみがしてある。
また、原価計算表が添付されており、そこには政治家への献金という項目が存在する。
{小説『創竜伝』田中芳樹 、などなどいろいろ}
●数本のビデオテープ
友枝町で、最近 起こっている怪奇現象の 主原因と思われる、なにか を 小学生くらいの少女が 回収している映像が映ってる。
映像内の会話から 対象者は「さくら」 撮影者は「ともよ」ときおり出てくる、黄色いしゃべるぬいぐるみは「けろちゃん」という名前だ と推察される。
ビデオのラベルには『さくらちゃんのきろく』と書いてある。
「さくら」「ともよ」の両名は 強大な抵抗・妨害のため回収できなかった。
{漫画、アニメ 『カードキャプター さくら』 CLAMP なかよし}
●本と巻き物
それぞれ、フランス語と日本語で、鉄でも何でも一瞬の内に切断してしまう刀、斬鉄剣の製造法が記述されている。
特記事項として、鞘の材料について内側をこんにゃくによって作るようにと記述されている。
本の奥付けには『ルパン2世』の名前がある。
{漫画、アニメ 『ルパン3世』 モンキーパンチ}
●『エアロテック』と『テクニカルリードアウト3025』の日本語版原稿
アメリカ軍からの公式文書が添えられている。
内容は開発中のVeritechの極秘事項が掲載されているためこの二冊の発行を禁止すると言う物である。
同時に同じ内容のものがHarmonyGoldを経由して英語版発売元に送られたらしい。
●出納帳
第二時大戦中から現在までに、他国によって持ち込まれた/日本で製造された核兵器の帳簿。
大幅な黒字になっている。
●嘘部の名簿
{小説 『嘘部』シリーズ 半村 良}
1999年末現在、倒産の危機にある出版社、民明書房から発行された全刊行物。
民明書房は中国拳法を中心とした世界格闘技を日本に紹介した先駆け。
特に日本古来からの言い回し、風習などが実は古代中国などの格闘技が発祥であるという新しい学説を提唱。学会で高く評価された。
後に同じような刊行物で民盟書房と争った大公望書林の刊行物も同じ棚に並べてあるのは言うまでもない。
また、隠された歴史関係にも強く、昭和史暗部の真相が全てかかれているといわれる『江田島元塾長の日記』等、出版直前に差し止めとなった出版物も数多い。
余談ではあるが、後に大スターとなった女性アイドル『林 明美(リン ミンメイ、本名同じ)』が、これにちなんで命名されたというエピソードも有名である。
2000年2月追記: 何者かによって『江田島元塾長の日記』が持ち出され公開された。善後策の検討が必要である。
{漫画 『魁!男塾』、『天よりたかく』 宮下あきら、集英社
アニメ 『超時空要塞マクロス』}
●長野オリンピックの収支決算書
数億円単位での使途不明金が記載されている。IOC委員の買収に利用されたらしい。
●原子力潜水艦の設計図他
日本とアメリカが極秘に開発した原子力潜水艦、コードネーム『シーバット』の設計図
その他にイギリスロイド保険組合が同艦に対して発行した保険料率計算書、数ヶ国から国連に提出された国家承認議定書等が同梱されている。
同艦は就航後は日本の海上自衛隊に所属する予定であったが、艦長以下乗組員全員が『原潜国家やまと』を名乗り反乱を起した。
国家として国連参加をするためニューヨークを目指すが、米海軍にハドソン川で撃沈された。
この事件の反動は大きく、日本の政界は再編を余儀な くされた。
ちなみに同艦の艦長、『海江田四郎』は、現在 国連会議場で狙撃され植物人間状態である。
{漫画、アニメ 『沈黙の艦隊』 かわぐちかいじ}
●艦船の工法マニュアル
過去に撃沈された艦船の外殻をカモフラージュとして、内部に新造戦艦を建造する新工法に関するマニュアル。
{アニメ、漫画 『宇宙戦艦ヤマト』 松本零士}
地球上のあらゆる国家に出現するすべてのスーパーヒーロー達の戦力分析を行い、世界征服作戦を行うためにはどこから攻めるのがもっとも効果的かを示したもの。
「戦力比から考えても、毎年二桁のスーパーヒーローが誕生し、常に余剰戦力を抱えている日本を最初の標的とすることはもっとも避けるべきである。避けるべき地域としては、米国、ヨーロッパがこれに続く。第一候補としてあげるべきは南極であり、ここを拠点にオーストラリア、東南アジアへと勢力圏を伸ばすのが最善の策と言えるだろう。」と結論づけている。
●恐怖新聞
『恐怖新聞』と称される白紙。これを持ち込んだ霊能者は、「新聞自体が読む者を選ぶ」と話していた。
これまでの持ち主が全て不可解な事故・自殺で亡くなっているのは確認されている。
先に述べた霊能者の言うように「霊界から誘われる」という説もあるが、紙そのものに、一種の麻薬が塗布されていた可能性や、本来ここに書かれていたはずの文字に読者を事故が起こりやすい状況に誘う、ある いは自殺する気分を促す等の一種のサブリミナル効果があった等の可能性もいまだ否定できない。
{漫画 『恐怖新聞』 つのだじろう 秋田書店}
●『エネルギー物理学研究所』(現『高エネルギー加速器研究機構』)よりハッキングされたデータ
最下層の地図データに「核ミサイル貯蔵室」の場所が記録されている。
{小説 『筑波核戦略都市を奪回せよ』 川又千秋}
●明らかに銃砲等の武器を内蔵したロボットの設計図
右下隅にうっすらと某自動車メーカプロトタイプ0号の文字が判読できる。
大規模な製造プラントの計画書も含まれており、某通信機器メーカが製作を請け負う予定だったが、そこに出資するはずの銀行が破綻したため、計画段階で頓挫することとなった。
●首相官邸の地下地図
皇居への地下道が設けられている。霞ヶ関駅は、この通路を迂回するために必要以上に深いところに作られた。
また、永田町−赤坂見附駅地下の核シェルターへもつながっているようだ。
夜間に-300℃以下の気温が記録されている。
{アニメ 『銀河旋風 ブライガー』}
●暴徒・革命鎮圧用武器兵器データ
日本主要都市に秘密裏に配置されている暴徒・革命鎮圧用武器・兵器のデータと配置地図。
配置場所と最寄りの自衛隊の間は地下通路で繋がっている。
{都市伝説?}
関西に拠点があるといわれる当たり屋グループのナンバープレート情報。
実は、コレクター組合が収集活動に使っている車のナンバーが手違いで外部にもれたものである。
{都市伝説}
●邪馬台国の地図
日中国交回復時に古代からの友好の象徴として、中国から送られた古文書。現在の日本のどこにあたるか特定が可能である。
現在邪馬台国が存在した土地として名乗りを揚げているいずれの自治体も該当していない。場所が確定する事による観光資源の減少をおそれた自治省の手により極秘文書扱いで保管されていたが、省庁改変時に流出することを危惧され秘密倉庫に提出された。
1998年の経済白書。実は「好景気」であることを示しているが、この好景気が対米貿易黒字の原因であることを明確に示しているデータが含まれているため、改ざんされている。
後に、再び不景気に陥った年に「実は1998年に好景気があった」と示すための資料としての価値があるため、破棄されなかったらしい。
●情報公開法案(草稿)
秘密倉庫に関する記述が存在した。
●全国活断層地図(初版、改訂版)
当初、高速道路や高速度鉄道の路線工事の土地買収をスムーズに行なうため、土地価格コントロールを意図して作成されていたものが初版。
その後、震災を経て正確なものに改定されたのが改訂版。
最終的に都市部の地価下落による税収減を防ぐため、数本の活断層が削除されたものが公開された。
これまでにも何度か検討されてきた自衛隊の民営化法案の草稿が全て保管されている。
いずれも、自衛隊を職能別の小集団に分割し、現在の自衛隊が行っているサービスを有料化することが骨子となっている。
各々の任務に関する具体的な見積もり一覧、公開入札を行った場合の市場シミュレーション結果 等も同時に保管されている。
特に市場シミュレーションでは、日本における特殊な入札制度、談合まで要因に加えため、機雷掃海や地雷除去といった企業イメージアップに繋がる単金の高い業務はすべて国内企業が落札、外資系には米軍の後方支援業務しか割り当てられなかったという興味深い結果が出ている。
なお、札幌雪祭りの雪像制作業務と、災害時の人命救助業務、楽団業務は、他の省庁に取り込まれる予定だったので請負業務に含まれていない。
●行政機構民営化計画書
それぞれ別の省庁が与党に提出した行政機構民営化計画書2通。
一通では、行政機構の約3割を民営化することでよりいわゆる高級官僚ポストは20%近く減少する事になっているが、ほぼその同数の役職が天下り先として民営化した組織に用意される。
なお、天下り先では給与、退職金や定年が公務員としてのしばりを免れる為、公務員時代の倍の収入が最低でも保障される事になっている。
もう一つは、全部で10段階からなる計画書であり、第9段階では自衛隊を民営化し、最終段階では国会を民営化する事になっている。現在、第2段階の実行中となっている。
外圧に対抗するため、サッチャー元英国首相やオルブライト米国国務長官等の登用が検討されている。
{朝日新聞 朝刊 1999年4月1日}
●『パブリック・エナミー・ナンバーワン』の遺稿
ストレスにより 胃壁に穴をあけ内臓を溶解させて変死した 「エッセイスト」『霧間誠一 』の「小説」原稿すべて
コレクターによるメモがついている
「この男の書いた小説は 統計学的に見て 「『いまよりも先に進みすぎた』異端分子たちに 自らがそうであると自覚させ 覚醒させる効果がある」としか考えられず、現在の秩序を乱す危険性が大きい。」
「すでに出版されてしまっている本についてもこれを見つけ次第 もらさず回収すること」
{『ブギーポップ』 上遠野浩平 電撃文庫}
●裏死海文書
世界規模で計画されている『人類補完計画』の、大元となる書物。
本来この書物は国連管轄であるが、京都大学形而上生物学助教授のチームがサンプル『Y』を所有しているため、暫定的に日本政府に貸し出されている。
また、裏には巨額脱税事件の証拠も含まれているとされるが定かではない。
以下の事柄が記載されている。
1.進化的に行き詰まっている人類の現状と、その打開策。
2.人類とは別の系統で地球の支配権を確立しようとしている生物群(通称:使徒)の存在。
3.南極に存在する『アダムの白い月』と、日本の箱根に存在する『リリスの黒い月』についての詳細。
4.魂の移植方法。
5.クローン技術の応用による、人造生命の創造方法。
{アニメ 『新世紀エヴァンゲリオン』 GAINAX テレビ東京}