●陰謀組織の謎(新書版)
国際陰謀推進機関とその関連組織の内幕に迫った本。
かつて謎本ブームのおりに二番煎じのヘボな本に紛れて危うく新聞広告を打たれそうになった所を回収した。国際陰謀推進機関に敵対する勢力の仕業と思われる。
世界を敵に回した男、シンちゃんに関する全記録
1999年10月現在、茨城県の核燃料製造工場『ジェー・シー・オー』で使用されていた作業マニュアル。
迅速を第一とし、可能な限りすべての工程を省くように指示されている。
●豊川信用金庫倒産事件処理報告書
大蔵省銀行局発行。銀行神話を守る為にいかにして倒産の事実を隠蔽し、秘密裏にかつ迅速に再建したかについて記されている。
●対原子力ネガティブキャンペーン計画書
石油を基にした世界支配体制維持のための秘密計画書。事故を多発させて、最終的に原子力発電を葬りさる事を目的とする。EZF-0083Jもこの計画に基づいて作られた。
ドイツ支部、ロシア支部、アメリカ支部にも同内容の計画書が保管されている。
●上申書
国粋主義団体より、科技庁に対して提出されたもの。1999年10月の日付が入っている。
内容は、「日本が、米ロにつづく核大国であることを各国に認識させるため、同年9月に起きた、核燃料製造施設の事故の格上げを行うことを上申する」もの。
EZF-0083Jに関連アイテムが収納されている。
東京大学の校章が入っている。題目は『T. H. ロレンス 英文学』となっている。
●日本刀
平安時代後期の物と思しき刀、『渡部綱』の物と言い伝えられており、『童子切』と墨書きされた桐箱に入れられて保管されていた。
付着した血痕をDNA解析した結果、FZF-0054-1〜Jと同種の生物の物である事が確認された。
●書簡
明治政府が欧米列強との関係悪化を恐れ回収させたものを移送したものだが、紛失、流失、回収漏れとなったもあるものと思われる。
新興宗教団体『ライフスペース』による死者蘇生術の全記録が数千枚にも及ぶ連続写真と共に保管されている。
神奈川県警にて使用されていたもの。
{本当}
●計画書
テロリストのアジトより押収。東京近郊の送電線を切断することで、大停電を発生させ市民をパニックから暴動に導くことを目指した計画書。
東京周辺の送電線の配置図が含まれており、これを切断するだけで東京都全体を停電させることが可能な要ともいうべき一本の送電線が明記されている。
●『マッカーサー』の私闘記録
1945年の米国占領下の日本で記録されたもの。当時の一市民『江田島 平八』と『マッカーサー』との間でボクシングの試合が行われ、『マッカーサー』のKO負けに終わったとある。
米軍による統治の妨げになるとの理由から、某国のコレクター達により全ての関係書類が回収されたが、これに不満を持った日本支部のコレクターによって奪還された。
その結果として、一時、某国と日本支部のコレクター組合の関係が急速に悪化したが、両者とも、倉庫に眠る物品を使用した全面戦争は共倒れ以外の何者も生まないとの認識により和解し現在に至る。
なお、この時の和解が、米軍の核抑止力による冷戦構想の元となっている。
DZF-0020-1〜J に関連アイテムが収納されている。
{漫画 『マッカーサー対江田島平八のボクシング勝負』 宮下あきら}
●宇宙開発事業団の改組にかかわる検案書
省庁再編の一部として、宇宙開発事業団を宇宙開発公団に改組しようとする検案書。
全般的な権限強化、及び、その活動拠点として東京湾に大規模な人工島を作り、其処に本部ビル、職員住宅等を建設すること、沖縄に宇宙飛行士養成学校 を設立すること等が含まれている。
さらに、将来的には自衛隊を吸収合併し、地球防衛組織への転換も盛り込まれている。
{アニメ 『勇者王ガオガイガー』
『トップをねらえ』
その他もろもろ}
●ジュピロス計画関連書類
政府が秘密裏に進めていた木星探査計画の計画書及び、各種関連書類。
元々は某宇宙開発先進国からの横槍を避けるため秘密計画としたと思われるが、折からの不況と、有人探査船となった二号機以降の探査船がことごとく木星圏到達後消息を絶ったため、公開し
たくても出来ない状況に追い込まれ、98年に打ち上げられた5号機を最後に計画は打ち切られた。
なお、無人探査機であった1号機は未知のエネルギー物質、『ジュピターX』(G??-0009J)を採取し帰還した。
{アニメ 『勇者王ガオガイガー』}
●需要回復計画案『Y2K計画』
将来、この問題が起こる事を見越してコンピューター開発黎明期より 対応させていたのを黙殺したうえ、 大衆に対して たび重ねて不安を煽る事により、一時的な需要の回復を狙った計画案。
この計画は、すでに石油ショック時のトイレットペーパー特需や、異常気象時の米不作特需等でその有効性を実証されているとの添え書きと内閣総理大臣の承認印がおされている。
吉野川可動堰計画の妥当性検証調査の報告書。
「従来の固定堰と新規建設予定の可動堰の間には大手ゼネコンへの資金援助と言う面以外には、その機能、効果共に全くの差は無い。」と結論づけられている。
また、建設の是非をめぐる住民投票の投票用紙の一部(総投票数の25%)も同時に保管されており、「確かに過半数が建設に反対しているのは間違い無い。しかし、それでもほぼ半数は賛成意見をもって住民投票を棄権したのだ」という強弁を可能とした。
2000年1月末から2月にかけて連続的に行われた、官庁連続クラッキング事件の裏の報告書。各省庁の不正帳簿や、防衛庁の機密データが盗まれた事が報告されている。なお、秘密倉庫がらみの極 秘データにもアタックされた形跡があった。
一部には、進みすぎた情報公開に対するマッチポンプとの説もあり、気象庁の幹部のコメントが併記されている。
DZF-0053Jに関連アイテムが保管されている。
●『重大事件の真相(上・下)』原稿
主に戦後の重大事件の真相究明を取り扱った書物の原稿。グリコ森永事件の時効を記念し、2000年2月13日発売予 定で執筆されていた。
この原稿の上巻部分は未解決事件の、下巻部分は解決済事件の真相を取り扱 っており、その中には秘密倉庫や国際陰謀推進機関の存在に言及した部分が見受けられる為、回収と同時に作者、編集者も冷凍保存している。
内閣総理大臣からゲームデザイナーに送られた書簡。
総選挙の日に某有名RPGの発売日を合わせることで、浮動票の投票率を低下させ保守派与党にとって有利な選挙をおこなるよう努力して欲しいとかかれている。
●図書券
額面10万円の図書券。警察と公安の間の接待麻雀で掛け金として使われたもの
独立した2団体からほぼ同時期に日本支部に送られた、同一グループに対する同一の記憶操作の依頼書。依頼主は英国国教騎士団(通称:ヘルシング)およびローマ教皇庁特務局第13課(通称:イスカリオテ機関)。
内容は、「9月10日、英国ロンドンに所在する王立軍事博物館に来館した北春日部老人会の一行から、キャスター作の絵画『マモン平原会戦のウスター伯ヴィランデル図』前における記憶を削除してほしい」というもの。
以下の事前調査報告書が添付され、「処理の必要無し」の印が押されて いる。
「...来館者たちは『巨大な拳銃を構えた黒服の男と両刃の短刀を構えた神父が向かい合って立っていた』と言う光景を目撃している。ただし、彼らはその光景を何らかの前衛芸術であると認識している。 したがって、下手に記憶操作をして第三者の注意を喚起するよりもそのまま前衛芸術であると誤解させていたほうが安全である。」
[[ヘルシングは魔物退治の専門家であり、その戦闘力は1個師団に匹敵する。また、イスカリオテ機関はカトリック教徒以外に対して狭量であり、テロリストの一団を構成員2名で壊滅させた記録もある。この依頼の背景調査はいたずらに彼らを刺激する恐れがあるため、これを禁止する。]]
{漫画 『HELLSING』 平野耕太}
脳梗塞で倒れる寸前に書き残したもの。次期総理大臣の名前が記されている。
●日記
江戸本所の佃煮屋、宇兵衛の日記。「元禄十五年十二月十五日に四,五十人の力士が吉良邸に討ち入った」、 と記されている。
{短編小説集 『どすこい(仮)』より『四十七人の力士』と『ウロボロスの基礎代謝』 京極夏彦}
●要人排除マニュアル日本語版
国際陰謀推進機関と各国秘密倉庫にとって不利益となる行動を起こした社会的重要人物を排除する為のマニュアル。各国秘密倉庫に一冊ずつ常備されている。
最近の閲覧日は、2000年3月下旬となっている。
江戸時代の各藩における人事簿。すべての藩において1676年から1700年の期間内に、重責を負 う家臣が更迭されるという事件が発生している。
この事件により各藩の運営に少なからぬ障害が発生し、相対して徳川幕府の支配力が増大したことが読み取れる。
EZF-107-1Jに関連アイテムが収納されている。
{講談 『水戸黄門漫遊記』、
TV時代劇『水戸黄門』}
徳川五代将軍綱吉の日記の一部。先代の副将軍としての牽制を笠に着て目の上のたんこぶ的な存在となっている水戸光圀を地方遊説の名の下に江戸から遠ざけると同時に、それを利用して幕府の地方への影響力を強めようとする陰謀についてかかれている。
EZF-106-1Jに関連アイテムが収納されている。
{TV時代劇『水戸黄門』、
映画 『水戸黄門とあばれ姫』 新東宝}
●稗田阿礼・私事草本
古事記の編纂者の一人、稗田阿礼の日記。富士樹海の崩落した地下洞穴内にて発見された。破損がひどく内容に関しては不明である。
BZH-0033Jに関連アイテムが収納されている。
{小説 『DADDY FACE』 伊達将範 電撃文庫}
●ギネスブック新記録申請書
8才での双子出産に関して提出された新記録認定申請書。差し出し人は宮前麗花となっている。
{小説 『DADDY FACE』 、『DADDY FACE2』 伊達将範 電撃文庫}
●変死者目録
江戸幕府八大将軍徳川吉宗の時代の、幕閣、大名とその家臣、商人など数百人に及ぶ、死因不明瞭な変死者の目録。
将軍自ら指揮する暗殺組織による、絶え間ない秘密の粛正と、その隠 蔽工作が行われていた証拠である。
なお、老中、若年寄、勘定奉行、寺社奉行といった要職も数人変死して いるにもかかわらず、江戸町奉行の変死者は北町奉行のみに集中し、南 町奉行は無事なことから、南町奉行も粛正に荷担していたと思われる。
{TVドラマ 『暴れん坊将軍』シリーズ}
●不可解な影武者
歴史上の著名な人物が影武者を使っていたという確たる証拠であるが、問題は、影武者と本人が全く似ていないということである。何らかの心理操作が行われたのではないかと現在研究が進められている。
●影武者に関する文献
歴史上の人物の主要な活躍が、実は影武者による物であるという、確たる証拠
{小説 『吉原御免状』『影武者徳川家康』隆慶一郎}
{集英社 漫画 『影武者徳川家康』『SAKON』原哲夫}
●森総理大臣(2000年6月現在)の辞書
後から意味を書き換えることができるように、全ての項目が一行おきに印刷されている。「神の国」、「教育勅語」等の項目は既に書き換えられている。
●自衛隊事故報告書
1999年8月から2000年7月にかけて起きた連続空自機墜落事故及び、2000年6月の陸自ヘリ墜落事故の事故調査報告書。
2000年7月の沖縄サミットを控えて、在日米軍撤退運動の広がりを恐れた米軍内強硬派が自衛隊の信頼低下を狙って起こした謀略の一環として結論付けられている。
米国政府との交渉の末、日本が在日米軍の駐留費の一部を負担しているいわゆる思いやり予算の1%を削減することを条件に公開は見送られた。
●『国記』、『天皇記』(完全版)
『聖徳太子』と『蘇我蝦夷』によって編纂されたとされる歴史書。日本国家の成り立ちと天皇家の成り立ちがかかれている。
内容に天皇家が渡来人であると取れる部分があったため、大日本帝国憲法時代の天皇神格化に伴い、645年6月の乙巳の変で甘樫丘に有った蘇我家の屋敷と共に焼失したということにされた。
第二次大戦末期(1945年4月)、米軍による沖縄上陸戦のさなかに略奪されたもの。
略奪された財宝の一部(琉球古典文学「おもろそうし」の原本など)は1953年のペリー来航百年記念式典にて返還されたが、王冠は琉球独立運動の象徴となりうるという理由で行方不明のままとされている。
{朝日新聞 2000年7月12日 朝刊 P37}
●日航機墜落事故関連資料
1985年8月の日航機墜落事故に関する全資料。関係者の口述記録やボイスレコーダー、フライトレコーダーの分析結果等、その量は1トンにも及ぶ。
2001年4月の情報公開法施行に先立ち、1999年11月公式には、焼却処分として秘密倉庫に搬入された。その後、ボイスレコーダーのコピーが残っていることが発覚、公表され担当コレクターは処分を受けることとなった。
2000年7月19日、新たに発行された直後に発見された2000円札の偽札。
2ヶ所ある発行番号の頭文字が互いに異なっているもの、全く図柄が違うもの等数種類発見されたが、日本の偽造防止技術は世界一であるとの威信を守るため、全て単なる印刷ミスとして処理された。
{本当?}
●検事調書
現職総理大臣が、以前売春容疑で検挙された時の検事調書
{本当?}
●怪文書
国会議員 森田健作氏の秘書と自民党の間で結ばれた密約について記されたもの。
{多分、うそ}